紫外線対策をする
実は、シミの原因の約80%は紫外線です。紫外線には、波長の長いUV-A波や、波長が短いUV-B波などの種類があります。これらの紫外線から肌を守るために、毎日日焼け止めを塗りましょう。
コラム
column
「30歳を過ぎてから目立つようになったシミって消せるの?」という女性のお悩みに、コスメコンシェルジュの資格をもつ美容ライターがお答えします。
後編では、30代以降の女性におすすめのシミ対策や、ケア方法についてご紹介します。
【ライタープロフィール】
コスメコンシェルジュ・日本化粧品検定1級を取得している美容ライター。複数の女性向けメディアで、美容やコスメに関する記事を執筆しています。
「きれいになりたい!」と願う女性たちの気持ちに寄り添い、役立つ美容情報をわかりやすく解説します。
前編でお伝えしたように、紫外線を浴びるとシミの原因になるメラニン色素が生成されます。さらに加齢とともにターンオーバーが低下すると、メラニン色素をスムーズに排泄できなくなり、シミとして残りやすくなります。また、ホルモンバランスの乱れやストレスも、シミが濃くなる原因です。
シミが目立つのを防ぐためには、次のような対策やケアを行いましょう。
紫外線対策をする
実は、シミの原因の約80%は紫外線です。紫外線には、波長の長いUV-A波や、波長が短いUV-B波などの種類があります。これらの紫外線から肌を守るために、毎日日焼け止めを塗りましょう。
日焼け止めには、PA値やSPF値が記載されています。
PA値とは、UV-A波を防止する効果がどのくらいあるのかを表します。PA値は、+から++++の4段階あり、+の数が多いほどUV-A波を防止する効果が高くなります。
SPF値は、UV-B波を防止する効果がどのくらいあるのかを表しています。数値が高いものほど、紫外線を防止する効果が高いですが、肌への負担も大きいです。
買い物や通勤などの日常生活なら、SPF10~20、PA++程度の日焼け止め。紫外線が強い日に屋外で活動をする場合は、SPF50、PA++++程度の日焼け止めを使うなど、状況に応じて使い分けましょう。
日焼け止めは、汗をかいたり洋服でこすれたりすると落ちることがあるので、3~4時間おきに塗りなおすことが大切です。
また、目から強い紫外線が入るとメラニン色素が生成されて、シミやそばかすの原因になります。つまり、日焼け止めを肌に塗ったとしても、目の紫外線対策をしないとシミが濃くなってしまう可能性があるのです。日焼け止めの他に、サングラス・日傘・帽子なども使って、紫外線から目や肌を守りましょう。
保湿ケアをする
30代になると、肌の潤いに必要な天然保湿成分や皮脂が減っていき、肌が乾燥しやすくなります。肌が乾燥していると、バリア機能が低下して紫外線による影響を受けやすくなります。また、肌の乾燥は、ターンオーバーの乱れの原因にもなります。
肌の乾燥を防ぐためには、次のような成分が配合された基礎化粧品でスキンケアをしましょう。
洗顔後は化粧水だけでなく、乳液やクリームも使って潤いをキープしてくださいね。
美白成分が配合された基礎化粧品を使う
シミが目立ちにくい肌を目指すなら、保湿成分だけでなく、美白成分も配合されている基礎化粧品でケアをしましょう。美白成分には、次のような種類があります。
【メラニンの生成を抑制する成分】
トラネキサム酸・カモミラET・アルブチン
【メラニンを還元する成分】
ビタミンC誘導体
【ターンオーバーを促進する成分】
4MSK・プラセンタエキス
このような美白成分が配合されている基礎化粧品を使いましょう。
ただしスキンケアの仕方にも注意が必要です。前編でもお伝えしたように、皮膚への刺激や摩擦もシミの原因になります。
そのため、強く叩きこむようなスキンケアや、コットンで擦るようなスキンケアはNG。できるだけ化粧品はコットンではなく直接手に取り、やさしく押し込むように肌に馴染ませてください。
生活習慣を見直す
ホルモンバランスの乱れを防ぐために、栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。
シミが目立つのを防ぐためには、次のような食品を普段の食事に取り入れましょう。
【ビタミンCを含む食品】
ブロッコリー・柑橘類・アセロラなど
【ビタミンEを含む食品】
サケ・アボカド・ナッツ類など
また、ホルモンバランスの乱れを防ぐために、十分に睡眠をとることやストレスをためないことも心がけましょう
シミやそばかすをセルフケアで消すことは難しいです。しかし、普段から紫外線対策や美白ケアなどをすることで、シミやそばかすが目立ちにくい肌を目指すことはできます。
シミをセルフケアではなく、レーザー治療やケミカルピーリングなどで治療をしたい方は、クリニックで相談しましょう。
また、シミの他に痛みやかゆみなどがある場合や、短期間でシミが濃くなった場合なども、専門の医師に相談することをおすすめします。
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